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【【変化球は何種類あればいい?】自分に合った“使える球”の見つけ方】

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【【変化球は何種類あればいい?】自分に合った“使える球”の見つけ方】

【変化球は何種類あればいい?】自分に合った“使える球”の見つけ方

「ツーシームを覚えたいですけどどうですか?」

「違う変化球も覚えた方がいいですか?」

投手を指導していると、このような相談を受けることがあります。

もちろん、競技レベルが上がれば、変化球が必要になる場面は増えていきます。

しかし、最初から多くの球種を覚える必要はありません。

大切なのは、球種の数を増やすことではなく、自分の投球フォームやストレートに合った“使える球”を一つずつ身につけていくことです。

【投球フォームによって、合う変化球は違う】

同じ握り方をしても、全員が同じ変化球を投げられるわけではありません。

オーバースローとサイドスローでは、腕の角度やリリースの位置が違います。

それによってボールの回転軸や変化する方向も変わるため、同じスライダーやカーブでも軌道は同じになりません。

身体の使い方や腕の振り、指の長さ、ボールの抜け方にも個人差があります。

他の投手の変化球をそのまま真似するのではなく、自分の投球フォームから、無理なく投げられる球種を探すことが重要です。

【変化する方向と緩急を組み合わせる】

変化球を覚える時は、それぞれのボールがどの方向へ変化するのかも考えたいポイントです。

スライダー、カーブ、カットボールは、変化の大きさや縦方向の動きに違いはありますが、基本的にはグラブ側へ変化する球種です。

同じ方向へ変化する球ばかりを増やしても、投球の幅が大きく広がるとは限りません。

グラブ側へ曲がる球を持っているなら、シュートやツーシーム、チェンジアップなど、腕側へ動く球も選択肢になります。

左右の変化を持つことで、打者は狙いを絞りにくくなります。

さらに、遅いカーブやチェンジアップなど、ストレートとの球速差をつくれるボールがあれば、左右だけでなく前後のタイミングも変えられます。

変化球は球種名だけで選ぶのではなく、

・左右どちらへ変化するのか
・縦方向にどのくらい変化するのか
・ストレートとどのくらい球速差があるのか

という視点で組み合わせることが大切です。

【すべての土台はストレート】

どれだけ良い変化球を持っていても、ストレートを思い通りに投げられなければ、その変化球は生きません。

ストレートがストライクゾーンへ来なければ、打者は変化球を待ちやすくなります。

反対に、ストレートに球威があり、カウントを取れる投手だからこそ、そこから曲がるボールや球速を落としたボールが効果的になります。

変化球を覚える前に、まずストレートをしっかり投げられること。

これは投手としての大前提です。

【育成年代では、焦って覚える必要はない】

小学生や中学1年生頃は、まだ手が小さく、ボールを安定して握れない選手もいます。

その状態で無理に変化させようとすると、手首や肘を強くひねったり、投球フォームを崩したりする場合があります。

変化球そのものが必ずケガにつながるわけではありません。

ただし、身体の発達や握力、投球フォームが十分でない状態で、無理に曲げようとする投げ方は避けるべきです。

まずはストレートの投球動作とコントロールを身につけ、その上で身体の成長や現在の技術に合った変化球を覚えていく。

育成年代では、焦らず段階を踏むことが大切です。

【使えない3球種より、使える1球種】

ブルペンで一度曲がっただけでは、試合で使える変化球とは言えません。

ストライクを取りたい時に投げられる。

追い込んだ後に、狙ってボールゾーンへ投げられる。

右打者と左打者に対して、使うコースを理解している。

そこまでできて、初めて投手の武器になります。

投げられない球種、使い方が分からない球種をいくつ持っていても、試合では大きな意味を持ちません。

いろいろな変化球を一度に覚えるのではなく、一つの球を身につけたら次の球へ進む。

焦らず、自分に合った“使える球”を増やしていくことが、打者を抑えられる投手への近道です。

PitchersAcademyでは、投球フォームやストレートの特徴、球速、回転軸、変化量などを確認しながら、一人ひとりに合った変化球を一緒に考えていきます。

球種の数を増やすことを目的にせず、自分の武器になる一球を育てていきましょう。

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